病人だけど考える人

ニュースとか医療についての日記

子宮がんや乳がんでは特有の病臭を放つ。要するに臭い。

子宮がん組織の壊死や病巣部分の細菌感染によってもたらされるものではあるが、強烈な匂いをする人がいる。患者はにおいを気にして、外出を控えるなど精神的な負担の一つになっていた。


この病臭は医師や看護師が判断して洗浄や消毒、がんの症状を抑える軟こうの塗布、抗菌薬の投与などを行っている。しかし、医療者の経験や感覚によって処置に差が出るほか、
軟こうによる痛みの伴う治療や不要な抗菌薬の投与を施す懸念があった。


そこで、県立静岡がんセンター研究所は2012年から、東海電子とファルマバレープロジェクトの一環でにおいセンサーを活用した診断装置の開発に取り組んできた。
続く・・・