昨日、認知症予防に葉酸が良いという情報を書いたが、特に妊婦に必要な栄養らしい。

足のまひや、尿意が感じられないなどの障害が出る二分脊椎症という赤ちゃんの病気が、葉酸を摂取することで予防ができるそうだ。それは、母子手帳にも記載されているが、手帳を受け取る時期から摂取しても遅い。予防のためには、妊娠一カ月前から妊娠三カ月まで、一日〇・四ミリグラムを摂取することが望ましいという。

米国やカナダなど八十一カ国では、穀物に葉酸を添加する政策を実施しており、二分脊椎症の赤ちゃんの発生率は政策実施前に比べ二～四割減ったという。日本でも、米と小麦粉に葉酸を添加するよう求める署名活動をしておられる医師もいる。