病人だけど考える人

ニュースとか医療についての日記

医師の2%「過労死ライン」超えの解決策は?

「杏林大病院に是正勧告」ということだが、最近こんなニュースが多い。


でも、医師の長時間労働といっても、他の仕事とは事情が違う。
私は眼科手術で入院したが、夜に診察だとか言って呼び出しやがる。
暇だから、診察でもやっとこう、という感じだった。


ただ、眼科でも、たくさんの患者を入院させているのに、医師はいないというのではいけないので、医師も交代で泊まってるのだと思う。
それも勤務時間になるだろうが、何もなければ、ただ居ればいいだけ。


もっとも、日本の医師数は少ない。
医師会が増やすのに猛烈に反対しているからだ。
確かに、弁護士なんかでも、なぜかどんどん増やして、給料が相当下がったという話だ。
歯科医師も、明らかに増え続けている。当然、給料が減るだろう。


医師を増やすのは嫌だ、だが長時間労働も嫌だ、と虫のいい話ばかりしている。
もっとも、医師数をそれほど増やさなくても、勤務時間を減らす方法もある。
アメリカなんかでやってるが、ベテラン看護師が診察する。


例えば、高血圧の患者では、事前に血圧を測る。
正常範囲なら、看護師が「体の調子はどうですか?」と聞く。
特に問題がなければ、前回と同じ薬を出しておけばいい。
何か問題があれば、「医師の診察を受けてくれ」という。


糖尿病患者でもそうだ。先に血液検査をやるから、特に問題がない場合は
看護師が診察をやればいい。医師の診察時間を大幅に短縮できるであろう。


だが、こんなのも医師会は嫌がるんでしょうね?
診察する権限を奪われるとか思って。
じゃあ、もうどんどん過労死しとけ。